1.乳幼児期の子どもの体の基礎を作ります。
2.味覚を育てます。
3.咀嚼(そしゃく)力を育てます。
4.食べる子が大好きな子に育てます。
5.気持ちよく楽しく食べる食習慣を育てます。
めばえ・あおぞら・みつば保育園では給食も保育の一環としてとらえ、大切にしています。
離乳食から乳幼児食まで、体は小さくともこれから育っていく子どもたちなので、使う食材や調味料は可能な限り、農薬の少ないもの、添加物を使用していないものを選んでいます。
また、近年は一年中様々な食材が手に入り、旬を感じにくくなっています。給食では季節に応じた旬の食材をいかして、輸入食品や加工食品はできる限り避けます。
また、日本の伝統である和食を献立に多く取り入れ、豆類、海藻類や魚、野菜を使用し動物性の脂質や粗悪な油を控えています。
味付けは薄味を心がけ、子どもたちの健康を考えた献立作りを心がけています。
そして、各クラスの子どもの現状を交流し、給食作りや献立作りを行っています。
噛むことは物を食べる基本です。丸呑みは体に負担をかけますし将来の大食いにつながります。離乳食のときから子どもたち一人一人にあった調理で噛んで食べる習慣を身につけられるようにしていきます。
食べることは生きることです。子どもの自ら食べたいという意欲を尊重し育てるために、園では手づかみ食べを行っています。そのために食材の形や盛り付けにも気を配っています。また、味覚を育てるために、素材の味を知ってもらうことが大切と考え10ヶ月ごろまでほとんど調味料を使っての味付けはしません。
子どもたちの鋭敏な舌は素材の味を感じ取ります。
食物アレルギーが増えてきているので、食物アレルギーを作らない離乳食に取り組んでいます。離乳進行を慎重に行い、卵、乳製品、小麦などのアレルギーの出やすい食品の使用は1歳前後まで待ちます。毎日同じ食材ばかり使用しないように気をつけています。(回転食といいます)
現在食物アレルギーを持つ子どもが増えています。めばえ・あおぞら・みつば保育園では食物アレ ルギーを持つ子も他の子と同じように給食を楽しんでほしい、わが子を預ける お父さんお母さんにも安心してほしいとの思いから、アレルギー対応食を作っ ています。基本は除去食ですが、代替食やアレルゲンそのものを省いた調理 や献立作りをすることで他の子たちとなるべく同じ物を食べられるようにして います。