子どもを産んでも働き続けたいと願う父母たちが力を合わせて共同保育所を立ち上げました。
父母と保育者が子どもを真ん中に共同で子育てしていく中で
産休明けから就学までの一貫した保育を地域に根差ざし発展させていきました。
1.こどもたちに豊かな生活環境を
2.保護者が安心してあずけることのできる施設に
3. 保育者に働きやすい職場を
4. 地域の保育活動をおしすすめる
1973 | 平針共同保育所が発足 |
1980 | あおぞら共同保育祖が発足 |
1981 | めばえ保育園の新園舎が完成 3年計画で定員を産休明けから就学児前100名に増員 |
1981 | めばえ保育園の新園舎が完成 3年計画で定員を産休明けから就学児前100名に増員 |
1988 | 障がい児「ふたばの会」を発足 |
2004 | あおぞら共同保育所がめばえ保育園の分園として開園(0~2歳児 定員13名) めばえ保育園で産休明け・育休明け入所予約事業開始 看護師を配置 |
2007 | めばえ保育園で子育て支援事業開始 |
2012 | 天白福祉会 あおぞら保育園(0~5歳児 定員60名) |
2016 | 名古屋市島田第二保育園から天白福祉会が民間移管法人になる |
2017 | 引継ぎ保育を行う |
■ 安全で楽しくゆったり生活できる保育の追及
■ 一人一人を大切にし可能性をひらく保育の追及
■ 就学前までの一貫した保育の追及
■ 障がい児を含めて仲間の中で育ち合う保育の追及
■産休あけ、長時間、病後児保育、障がい児保育に対応できる施設づくりをめざす
■ 子育てを家庭と保育園で共に進み学び合える父母と職員の信頼関係を築いていく
■ 保育内容に見合った施設づくり
■ 職業病を出さない展望のある職場づくりの追及
■ 保育実践をもとに保育を科学的に追及できる職員集団
■ 子育ての知恵と方法を地域に返していく
■ 地域の子どもとのふれあいを持つ
■ 地域の「子育て支援センター」として役割を果たしていく
早寝、早起きの生活を基礎にして、いっぱい食べ、いっぱい遊び、いっぱい眠る暮らしを作っていきます。
その中で「自分で食べたい、自分でやりたい」という気持ちを大切に育んでいきます。
幼児になると、自分の身のまわりのことは自分でできる子ども、友だちと協力しあって生活やあそび・活動などを意欲的にやろうとする子どもを育てていきます。
基本的生活習慣を身につけていくことは、人として生きていく力の土台ですので、家庭と共に進めていきます。
自然は子どもの成長になくてはならないものです。
自然は子どもの心を開放し、草・花・虫をはじめ自然との触れ合いや、変化・息吹を体で感じる経験を豊かにすることで五感を磨き、感性を育てていきます。
また、歩く・走る・跳ぶ・登るなど自然と関わり、遊びながら運動機能を発達させ、身体のしなやかさを身につけていきます。
そして、何よりも大切な健康な身体をつくります。
大人があやしたり、大人と一緒におもちゃで遊んだりすることで、人や物への興味・関心を育て、関わる楽しさを知らせていきます。
身体を思いっきり動かして遊ぶ「鬼ごっこ」やドッチボールなどの集団あそび、水・砂・土で全身を使うあそび、イメージを共有して役割をもって遊ぶ「ごっこあそび」や「劇あそび」、見立て・つもり遊び、草花に触れたり昆虫を追いかけたり自然と親しむあそび、身近な素材でいろいろ作るあそび、コマやあやとり・かるたなどの伝承あそびなどわくわくさせるようなあそびを友だちと一緒に楽しく遊べるようにしていきます。
このような仲間との遊びの中で、子どもたちはルールなどを学び、社会性を身につけ、身体と心のしなやかさも身につけていきます。
一人一人の子どもが、大人との信頼関係を土台にして、友だちと遊ぶのが楽しいと思えるように育ってほしいと願っています。
ものごころがつかないうちから、うんと可愛がられ、甘えることのできた赤ちゃんは、やがて身近な大人を支えにして、まわりに目がいくようになります。
そして友だちと遊ぶのが楽しくなり、友だちがいるのが嬉しい時期を迎え、大人の援助を受けて人との関わり方を学びます。
幼児になって、生活やあそびや様々な活動を仲間と取り組むことで、力を合わせてやり遂げた充実感を味わい、その中で互いの力を認め合えるような子ども集団に。
また、問題が起こった時、みんなでどうしたらよいか話し合い、考え合い、解決していける集団をめざします。
民主的な人との交わりを身につけ、人の喜びや悲しみ、痛みがわかる子どもに育てていきたいと願っています
法人の運営に責任を持ちます。
理事会・父母会・職員会の代表で日常運営の責任を負い、協議します。
各クラス代表で構成し、父母の要求をまとめ保育に反映させると共に、父母の交流をはかります。
また、みつば保育園を守り発展させる活動をします。年1回総会を開き、活動方針と役割分担を決めています。
年1回理事・全父母・職員が集まり、予算・決算・事業計画・保育のまとめを報告、討議します。
署名活動や事業活動の報告も行い、みんなで作っている保育園なので、自分たちの作ったお金はどう使われているか、どんな保育がされたかなどの共有をはかります。
どの子にとっても楽しく、父母が安心して預けることのできる保育園をめざして実践し、保育の質の向上をはかります。
子育ての知恵を地域に返していく取り組みもしています。
めばえ保育園・あおぞら保育園・みつば保育園の卒園生・父母で構成され、年2回後援会ニュースを発行しています。